スキルシートについて

スキルシートは一般的には、エンジニアが今までに携わってきた開発のポジションや業務内容を具体的かつ時系列でまとめているものです。会社員として働いている際には自社の営業がその売り込みを担っていたためスキルシートを都度記載、変更をするという考え方は持っていなかったかもしれません。
しかし現場の採用担当者は日々候補者が舞い込み、スキルシートにより採用の可否を判断することも珍しいことではありません。瞬時に伝わりやすいスキルシートがあることは希望の案件に参画するための近道とも言えるでしょう。
ここでは担当者に伝わるスキルシートの記載方法、活用法などをまとめてみましたのでご参考にしてください。

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1. スキルシートを書く前に

1.1 これまでの仕事を全て書き出す

経歴は、箇条書き・断定的な表現で簡潔に記載すると見る側に伝わりやすいと思います。実際の社名を入れず、例えば「大手金融系会社」等の記載が望ましいです。

1.2 書き出した仕事の業務実績、結果の記載

仕事の実績と、それぞれの業務を通じての成功体験や失敗した点など、結果を追記します。
開発実績だけではなく「●●を開発したことにより、●%の業務効率改善に貢献しました」や「自身が開発した●●によってサーバーの負荷を●%落とすことができました」といったように、自身が携わった業務の結果、プロジェクトがどうなったのかを記載するようにします。書ける範囲内で、出来るだけ具体的であることが望ましいでしょう。

1.3 クライアントやプロジェクトに合わせてアピールを変える

全てを書き出したら、書き出した項目ごとにアピールポイントを追記していきましょう。

2. 採用率が上がるスキルシートとは

担当者がプロジェクトにぜひ参画してほしい、と思われる内容にしていきましょう。

2.1 スキル・経験が伝わるように

少しでも目に留まるスキル・経験を伝えられるように自身が携わった業務内容について、わかりやすく簡潔に記入しましょう。そこに成功体験を記載するとなおその結果を具体的に伝えられるものになります。

2.2 プロジェクトを意識していることが伝わるように

採用担当者はプロジェクトの目的を理解、意識した上で開発ができることをさらに評価します。ただの作業者ではなくプロジェクト全体像を理解して仕事を行ってきたことをアピールしましょう。

3. 面談でのスキルシートの活用方法

面談当日には以下のことに気をつけましょう。
該当のプロジェクトにおいては求められていないスキル・経験を伝えてしまっては意味がありません。担当者がプロジェクトの概要説明があったのち、自身のプロジェクトに活用できそうなスキル・経験を話していきましょう。
また、面談においては人柄について特に注視されます。
プロジェクトとどのような関わり方をしてきたのか、それが応募している案件にどのように生かされるのかをしっかり伝えるようにしましょう。

4. NGなスキルシートの書き方

以下に数点、よくNGとされるスキルシートについて書いてあります。
どうしてもそのようになってしまう場合もあるかもしれませんが、書き方を注意すれば魅力のあるスキルシートに変えることが出来ます。スキルシートの書き方に迷った際には当社の担当にお気軽にご相談ください。
・短期プロジェクトばかりで現場がコロコロ変わっているように見える
・長期プロジェクトの記載があるが中身がなく何を経験したのかわからない
・プロジェクトの内容や担当した内容が書かれていない

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